秋入学、ギャップターム、教育ローン

(2013年5月3日・記)

大学の秋入学の話題をよく見聞きするようになってきました。

大学が秋入学を採用しても、高校卒業が春のままだと約半年間の「ギャップターム」が生じます。
schoolgirl02
いま、ギャップタームと申しましたが、どうも和製英語のようです
ギャップイヤー (gap year)という語はすでにあって、ウィキペディアにも載っています。ギャップイヤーなら国際的に通じそうです。

高校卒業から大学への入学、そして大学卒業から大学院への進学までの期間のことでそれがたとえ3カ月間であってもギャップイヤーというらしい。
日本ではギャップタームという語を新聞などでも採用しているのですでに定着しているのかもしれません。

当サイトは用語の是非を取り上げて云々する場ではありませんので、大勢にしたがいギャップタームと記述いたします。

東京大学では秋入学への全面移行を発表し、他の大学も同調するところも出てきました。
すでに取り入れているところもあります。
世界の大学の7割が秋入学だそうです。
国際競争力の強化が日本の秋入学導入の目的のようです。
これには異論や反論も少なくありません。

それでも秋入学導入への動きは増してくるでしょう。
先日(2013年5月)に文部科学相のワシンントンでの記者会見が新聞に掲載されていました。それは
ギャップターム留学生全員に奨学金を支給というものです。

〓〓〓〓新聞記事の大要(5月2日付の各新聞より)〓〓〓〓
訪米中の下村博文文部科学相は2013年5月1日、ワシントン市内で記者会見して次のように述べた。
大学の秋入学移行に伴なって生じる高校卒業から約半年間の「ギャップターム」を利用して海外へ留学する学生には奨学金を無償で給付する。
それは留学生全員を対象とする。
下村文科相は
「数カ月であれば1人当たり数十万円程度の額なので予算面でも対応できる」
としている。
ギャップタームを利用しての海外インターンシップや海外ボランティア活動は奨学金の対象とはならない
〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓

この発言が後押しとなって、秋入学の推進と、海外留学への希望者が増えるかもしれません。
日本の海外留学生の数は1980年代から増え続けて2004年の82,945人をピークにあとは下降してきました。
2010年には58,060 人となっています。(文部科学省集計)
http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/25/02/__icsFiles/afieldfile/2013/02/08/1330698_01.pdf

さてギャップタームとなりますと、家計への負担が大きくなる可能性が大いにありますね。
ギャップタームを利用しての留学は意義のあることですし奨励したいところです。

また奨学金の対象からは外れてしまいましたが、外国でワーキング・ホリデーとして過ごしたり、ボランティア活動に参加するというのも有意義なことです。

しかし
ボランティアもインターンシップも長期休暇中にやってくれ。
これ以上経済的負担をかけてくれるな。
できればギャップターム期間中はアルバイトをやって学費の足しにしてくれ、
という親の本音も垣間見えてきます。

ギャップタームの目的は貴重な社会体験とか、学習意欲を高めることにあるのでしょう。
この時期にアルバイトなどをして今後の勉学のための資金を貯めなさいとは親としてはなかなか言い出せないことでもあります。

秋入学で大学に入ったばあいは、卒業から就職までのギャップタームが生じることも考えておかなければなりませんね。
企業への入社が春でしたら秋からの半年間があります。
教育ローンを組む際には元金据置期間を大学4年間だけではなくもっと長い期間を考慮することも必要になって来るかもしれません。

奨学金の返還についても同様ですね。
今後は多くの企業が有給の企業インターンなどを取り入れて来ることも期待できないわけではありません。
巷間言われていることではありますが、秋入学の導入は産官学民の協力が不可欠であり、社会全体で若者育成を支えるということでありましょう。

いずれにしましても教育費についてはますます周到な準備が必要となってまいります。

当サイトで推奨しています教育ローンの完全ガイドでは、数多くの教育ローンの中から返済計画に則ったものを選ぶことができます。
先ほど申し上げました、教育ローンの元金据置期間もそれぞれ照らしてご検討なさいますようお勧めいたします。

コメントは受け付けていません。

サブコンテンツ

このページの先頭へ

.